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米マクドナルド「最後の日」の衝撃 「指導力の欠如」CEO断罪 いよいよ金の卵手放す?

 8月17日付ロイター通信によると、この朝食メニューは既に米マクドナルドの売上高の約25%、利益の約40%を占める人気アイテムで、これを終日提供することで固定客のつなぎとめだけでなく新規顧客の開拓も図ろうというわけです。

 ところがこの改革が行われた直後に発表されたひとつの内部リポートがいま、欧米に大きな衝撃を与えているのです。

 10月16日付米経済ニュースサイト、翌17日付ビジネス・インサイダーや英紙デーリー・メール(電子版)などが報じましたが、米マクドナルドの複数のフランチャイジー(加盟者・加盟店)が、マクドナルドというブランドが「深刻な低迷」にあえいでおり「最後の日」の到来に直面していると考えていることが分かったというのです。

新メニュー不発…野村リポート「悪循環で『最後の日』が…」

 この衝撃的なリポートを発表したのは「日本のファイナンシャル・カンパニー、ノムラのアナリスト」(10月15日付米紙ニューヨーク・ポスト電子版)、マーク・カリノウスキー氏です。同氏は全米の226軒のマクドナルドの店舗を運営する29のフランチャイジーから聞き取り調査をしました。(ちなみに米マクドナルドは全米に1万4300軒の店舗があります)

 その結果、ここ半年間の経営状況について「1(ダメ)~5(優れている)の5段階で評価してほしい」と質問したところ、その答えの平均は何と1・69。この調査を始めた2003年以来、最低の数字だったのです。

 さらに、鳴り物入りで始めた「オールデイ・ブレックファスト」が多くのフランチャイジーにとって、キッチンに混乱を引き起こすなど「厄災」をもたらしていることが分かりました。

 あるフランチャイジーは「小さな店舗ではあちこちに調理機器が散乱し、店員同士が混乱している」と回答。また別のフランチャイジーは「この新機軸のために従業員を増やさねばならなくなり、人件費などのコストが増えた」と憤慨。

 しかし、何とか従業員を増やすことができた所はまだ良い方です。実際「いまの従業員数では(十分ではないので)うまくシフトが組めない。余分に従業員を追加することもできない」(あるフランチャイジー)ところが多いようで、別のフランチャイジーは「(新機軸のせいで)顧客に商品を提供する時間が大幅に遅れ、商品の品質も標準以下に低下したため、顧客離れが起きている」と頭を抱えます。

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