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米マクドナルド「最後の日」の衝撃 「指導力の欠如」CEO断罪 いよいよ金の卵手放す?

10月6日から鳴り物入りでスタートした朝食メニューの終日提供サービス「オールデイ・ブレックファスト」がフランチャイジー側から「厄災」と非難される米マクドナルド=10月15日付米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)より
10月6日から鳴り物入りでスタートした朝食メニューの終日提供サービス「オールデイ・ブレックファスト」がフランチャイジー側から「厄災」と非難される米マクドナルド=10月15日付米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)より

 さて、今週のご紹介するエンターテインメントは久々となる食の話題でございます。

 日本マクドナルドが10月23日に平日限定の割引セットメニュー「昼マック」を廃止し、10月26日から500円(税込み)の新セット「おてごろセット」の全国発売を始めました。

 2014年夏に発覚した期限切れ鶏肉の使用や、今年に入って多発した異物混入の問題で、かつてない苦境に立つ同社が、顧客離れや売り上げ減少に歯止めをかけるために打ち出した新機軸で、新たに単品200円(税込み)の新商品「エッグチーズバーガー」「バーベキューポークバーガー」「ハムレタスバーガー」の3種類を「おてごろマック」として発売。

 さらにサイドメニューは150円、デザートやドリンクは100円で、文字通り、いろんな意味で「おてごろ」なイメージで売って行こうというわけですが、以前の「昼マック」は最安で450円(税込み)だったため、結局セットだと50円の値上げになるとあって、不満や非難の声が目立ちました。

 前述した期限切れ鶏肉の使用や異物混入問題以降、同社にはネット上を中心に消費者から激しいバッシングや非難の声が続いているのですが、非難の声というのは逆に言えば、将来に期待しているから起きるのであって、非難があるうちはまだ逆転の予知があるというものです。

 なぜなら、本国である米国のマクドナルドは、もはやそうした期待の裏返し的非難が起きそうにもない大変な状況、というか、1955年にシカゴに1号店を出店して以来、最大の危機に陥っているのです。今週の本コラムではそれについてご説明いたします。

「指導力の欠如」「深刻な低迷」加盟フランチャイジーの怒りの声

 米のマクドナルドもここ数年、冴えませんでした。何といってもバーガーキングやカールスJrといった同業他社だけでなく、タコベル(メキシコ料理)やサブウェイ(サンドイッチ)のような他の外食チェーンとの競争激化に加え、中国や日本などでの期限切れ鶏肉の使用問題などが響き、こちらもかつてない危機に直面しています。

 そこで、日本のマクドナルドの今回のメニュー改革のように、米マクドナルドも10月6日から、「エッグマフィン」や「ソーセージマフィン」「ホットケーキ」「ハッシュブラウン」といった朝食メニューを終日提供する「オールデイ・ブレックファスト」をスタートさせ、巻き返しを図っています(決算数字のあーだこーだは省略)。

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