ロシアで食料品価格高騰 欧米からの禁輸で自縄自縛 偽チーズも横行

 さらに深刻なのは品質の悪化だ。露検査当局は今月、国内産のチーズの大半が植物油などが混ぜられた「偽物」だと指摘し、物議を醸した。輸入品が減少するなか、生産者が手早く増産して利益を出すために、不正に手を染めている。

 ただ、調査会社「ロミル」によると、消費者の7割超が禁輸措置の継続を支持している。生活悪化にもかかわらず、欧米への敵視と愛国をあおる政権のプロパガンダ(政治宣伝)を国民が受け入れている実態が浮かび上がっている。