河野太郎国家公安委員長は、産経新聞など報道各社のインタビューに答え、ストーカー対策について「加害者側がやや病的な感じがする。積極的に加害者を治していく必要がある」と述べ、医療分野にまで踏み込んで対策を行う必要性について言及。山口組分裂問題にも触れ「暴対法の改正か、新法で行くのか、徹底的にやらねば」との考えを示した。詳細は次の通り。
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--現職警察官による殺人事件など凶悪、悪質な不祥事が相次いでいる
河野氏 お巡りさんというのは治安を守ってくれる一番力強い存在だと思うが、そのお巡りさんによる凶悪犯罪が続いたというのは、極めてゆゆしきこと。現場はストレスもあるし、勤務時間も不規則な部分がある。手をさしのべられる組織にするところが大事。
--来年は伊勢志摩サミット、5年後には東京五輪が開催される。警備は
河野氏 外国からの観光客を増やそうとしているなかで、警備をやらねばならず相当大変だと思う。警備やっているぞというのが前面に見えても台無しなるので、難しい警備と思うが現場にがんばってもらいたい。