分かりにくい! 和泉市の住民投票説明会に疑問相次ぐ 「普通は過半数なぜ3分の2か」「議会が決定、住民投票は参考なのか」

住民投票で、現地建て替えか新築移転かが問われる和泉市庁舎
住民投票で、現地建て替えか新築移転かが問われる和泉市庁舎

 大阪府和泉市庁舎の現地建て替えか新築移転かを問う住民投票(11月22日投開票)について市が開催中の住民説明会で、手続きをめぐり疑問の声が相次いでいる。市は、移転賛成が3分の2を超えれば、結果を尊重するとしているが、その場合でも新たに条例改正案を議会に提出、3分の2以上の議員の賛成が必要。市民には分かりにくく、「普通は過半数なのになぜ3分の2か」「議会が決めるなら住民投票は参考なのか」など、質問が噴出している。

 住民投票条例案は9月30日に12人の議員提案で市議会に提出、可決されたが、条例であるため法的拘束力はない。「移転賛成が3分の2を超えれば、結果を尊重する」という市の基準は、辻宏康市長が独自に打ち立てたものだ。ただ、市長が判断しても、庁舎移転は地方自治法で、条例改正案を議会提案、議員の3分の2以上の同意が必要という高いハードルがある。過半数で可決される予算案など一般の議案と異なる。

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