就活「躊躇なく見直す」 経団連、6月開始が有力

大手企業の採用面接会場の受付に並ぶ学生ら =東京都千代田区(撮影日2015年08月01日)
大手企業の採用面接会場の受付に並ぶ学生ら =東京都千代田区(撮影日2015年08月01日)

 経団連の榊原定征会長は27日の会見で、大学生の就職活動(就活)ルールを、1年で見直すことについて「本質的な問題が指摘されるのであれば、躊躇(ちゅうちょ)なく見直すべきだ」と語り、来年の面接など選考開始を早める方針を改めて説明した。6月開始を「1つの案」とし、調整を進める。日程見直しについては同日、馳浩文部科学相が「朝令暮改ではないか」と述べるなど批判の声も上がっている。

 榊原氏は、昨年まで4月だった選考開始を、今年は8月にずらしたことによって「学生も負担が大きいほか、大学も卒論の対応で問題があると話す。企業も期間が長すぎるとするなど、問題が多かった」と指摘。11月9日の会長・副会長会議で、見直しの方針を取りまとめる。

 今回の見直しでは、選考開始を早めるが、広報活動開始は今年同様に3月からとする方向だ。

 6月の選考開始は、15日に日本商工会議所が提言した。企業の日程などを考慮すると、6月選考開始が有力になりつつある。

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