土俵の群像

夢は神宮で始球式 ツバメ党の佐田の海がシリーズ観戦 ヤクルト愛を語る

 互いに体格に恵まれているわけではなく、共感できる部分もあった。「小さくても向かっていく気持ちを忘れないという話は興味深かった。身体が小さくても逃げてばかりじゃ駄目なのは相撲界でも同じですから」と別競技のプロ選手との交流で得たものがあったようだ。

 佐田の海が神宮球場で観戦したヤクルトがリーグ優勝を決めた10月2日と、日本シリーズ第2戦はいずれも小川投手が先発。何かと縁があり、対談以降も連絡を取り合っているという。 

 佐田の海が語るヤクルトの魅力は「昔から生え抜きが多いこと」。自前で選手を育て、外国人も好条件で個性のある選手を連れてくる戦略に惹かれるという。「だってお金でスター選手を集めれば、どこだって強くなりますから」と話す。

 いまの球団首脳陣を見るだけで、うれしくなるという。「自分が小さい頃に選手として活躍していた真中さんや、高津さん、伊藤(智)さん達がいますからね」

 ヤクルト愛を深める28歳は「いつかは神宮で始球式がしたい」と夢見ている。(藤原翔)

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