「誰より農林の世界に詳しくない私が…重責です」
自民党の小泉進次郎農林部会長は27日、農林部会などの合同会議で就任のあいさつを述べ、部会長としての活動をスタートさせた。
小泉氏は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意を受けた農業対策について「真に体質強化につながる対策大綱を作る」と早速意気込んだ。会議後には記者団に「1次産業の発展なくして日本全体の活性化なし。全力で汗をかきたい」と強調した。
谷垣禎一幹事長はこの日の記者会見で「(農林部会は)若い政治家が難しい議論の進め方を学ぶには、極めていいところだ。飛躍の土台にしてほしい」とエールを送った。
自民党は、政府が11月下旬にとりまとめる国内農業を支援するための対策大綱に盛り込めるよう、党としての対策を同月20日までにまとめる予定。