大阪ダブル選

橋下氏に今後何求める?…市民43%「引退したままで」 府民37%「また知事、市長に」(世論調査)

 大阪市長の任期満了(12月18日)で政界引退を表明している大阪維新代表の橋下徹氏の将来について、大阪市民では、43・6%が「政界を引退したままでいてほしい」と回答し、「知事や市長として大阪の行政に関わってほしい」31・8%、「国会議員になってほしい」19・9%だった。

 これに対し、大阪府民全体では、「大阪の知事、市長」が最も多い37・4%で、「政界を引退したまま」33・8%、「国会議員」22・1%を上回っている。

 8年近い政治活動のうち、前半は知事を後半は市長を務めた橋下氏の首長としての有権者の評価が反映されているといえそうだ。

 一方、この4年間の松井、橋下氏の府政・市政については、「評価する」が市内で61・8%、府全体で63・0%を占めた。「評価しない」はいずれも3割前後に止まっている。

 維新支持層は、いずれも9割超が「評価」。自民支持層でも市内で5割超、府全体では6割弱が「評価」しており、維新支持層以外からの両氏への一定の支持につながっているようだ。

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