就活時期の後ろ倒し、学生の8割「マイナスだった」

合同説明会のブースで企業の採用担当者の説明を聞く大学生=9月10日、東京都港区(平尾孝撮影)
合同説明会のブースで企業の採用担当者の説明を聞く大学生=9月10日、東京都港区(平尾孝撮影)

 採用選考の開始が4カ月後ろ倒しに変更された今年度卒業予定者の就職活動について、学生の約8割が「マイナスの影響が大きかった」と感じていることが22日、就職情報サイトを運営するマイナビ(東京都千代田区)の調査で分かった。経団連は採用スケジュールを再度見直すことを検討しており、マイナビHRリサーチ部の石田力課長は「理系教員を対象とした調査でも8割以上が悪い影響があったと回答しており、今後、見直しの議論が進むだろう」と予測している。

 調査は8月下旬にインターネットで行われ、約5800人の学生から回答を得た。その結果、採用時期のルール変更をマイナスの影響が大きかったととらえたのは79・3%。理由としては、「暑い時期に活動しなければならなかった」60.5%▽「卒論や卒業研究の妨げになった」55.7%▽「水面下で動く企業があり状況が把握しづらかった」55.6%-などが挙がった。「プラスに働いたと思うことはなかった」との回答も58.7%に上った。

 来春入社予定の学生の就職活動は、従来は大学3年の12月から始まっていた会社説明会が3カ月後ろ倒しになり3月から開始、4年生の4月から始まっていた面接などの選考活動が8月からに変更になった。

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