【大勝軒分裂騒動】創業者・山岸一雄さんの思い空しく… 同じ鍋の麺ゆでた弟子たちはなぜいがみ合うことになったのか?(1/4ページ) - 産経ニュース

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大勝軒分裂騒動

創業者・山岸一雄さんの思い空しく… 同じ鍋の麺ゆでた弟子たちはなぜいがみ合うことになったのか?

 つけ麺の生みの親で、今年4月に亡くなった山岸一雄さんが開業した人気店「東池袋大勝軒」(東京都豊島区)。その大勝軒ブランドが分裂騒動に揺れている。約60人の弟子たちで発足した「大勝軒のれん会」に反発する形で、8月に「大勝軒 味と心を守る会」が立ち上げられた。現在、32人が参加し、同じ釜の飯ならぬ同じ鍋の麺を食べた弟子たちが二分する騒動となっている。

 「のれん会の運営の在り方に疑問を持って離れただけ。騒動を起こしたかったわけではないんです」

 新たに立ち上がった「守る会」の事務局長、小汲(おぐみ)哲郎さん(50)は、そう説明する。

 「守る会」代表発起人の一人、田内川真介さん(39)が問題視するのは「のれん会」による取材規制についてだ。田内川さんらは、「のれん会」を運営する飯野敏彦氏側が店のホームページ(HP)に「取材は本店事務局を通してください」と記載したため、自由に取材を受けられなくなったと、怒りをあらわにする。

 消長の激しいラーメン業界では、メディアに取り上げられることは生命線の一つだ。「特に地方の店舗にとっては、取材を自由に受けられないことは大きな問題で、つぶれたところもあった」(田内川さん)

 わだかまりは山岸氏の葬儀にも起因する。