衝撃事件の核心

スーパームーンの夜に聖地で殺人…「18歳までに死にたい」と願った高3女子、「頼まれて殺した」男子

【衝撃事件の核心】スーパームーンの夜に聖地で殺人…「18歳までに死にたい」と願った高3女子、「頼まれて殺した」男子
【衝撃事件の核心】スーパームーンの夜に聖地で殺人…「18歳までに死にたい」と願った高3女子、「頼まれて殺した」男子
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 「(本人に)頼まれて殺した」-。三重県伊勢市で高校3年、波田泉有(はだ・みう)さん(18)が同級生の男子生徒(18)に殺害された事件は、発生から3週間以上が経過した今も関係者らに暗い影を落としている。「自殺願望」があったとされる波田さんと、殺人容疑で逮捕された男子生徒。仲の良かった2人の間に何があったのか。男子生徒は「自分が殺せば、波田さんが救われる」という趣旨の供述をしているとされ、三重県警は嘱託殺人の可能性もあるとみて調べているが、どういうやりとりを経て殺害に至ったのか-など、いまだ事件の詳細はよく分かっていない。

住宅街の丘で起きた刺殺事件。友人に居場所伝え発覚、闇に響いたうめき声

 伊勢神宮を参拝する観光客らも多く利用する近鉄宇治山田駅(伊勢市)から南へ約1キロの小高い丘で9月28日夜、事件は起きた。標高約60メートルの虎尾山と呼ばれる山林で、周囲は住宅地。日露戦争などに関する記念碑のある頂上部は、地元の少年少女らの遊び場になっていたという。

 「人が倒れている。心臓マッサージをしている」。午後9時45分ごろ、119番があった。消防が駆けつけ、波田さんが死亡しているのを発見。三重県警によると、胸に刺し傷があり、近くに血のついた刃渡り約20センチの包丁が落ちていた。現場にいた男子生徒に事情を聴いたところ、「僕がしたことに間違いない」と認めたため殺人容疑で逮捕した。司法解剖の結果は心臓を刺されたことによる失血死で、ほぼ即死状態だったとみられるという。

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