「いずれは囲碁W杯を」欧米で囲碁人気が急上昇 関西のプロアマ棋戦にも外国人棋士4人参戦へ

「いずれは囲碁W杯を」欧米で囲碁人気が急上昇 関西のプロアマ棋戦にも外国人棋士4人参戦へ
「いずれは囲碁W杯を」欧米で囲碁人気が急上昇 関西のプロアマ棋戦にも外国人棋士4人参戦へ
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 欧米で囲碁人気が急上昇している。現地の団体が認定するプロ棋士も誕生し、26日に関西棋院(大阪市)で行われる「第12回産経プロアマトーナメント」のプロ予選には4人の欧米棋士が参加。インターネット対局で腕を磨く外国人棋士は年々増えており、関係者は「将来、囲碁のワールドカップを開催したい」と期待する。(古野英明)

番狂わせ

 「まさか欧州棋士が勝つとは…」

 昨年の同予選で、日本の囲碁関係者に衝撃が走った。欧州囲碁連盟所属で初参加のアリ・ジャバリン初段(21)が斎藤正八段(46)から初勝利をあげ、欧州勢の実力の一端を見せつけたのだ。

 今回はジャバリン氏のほか、同連盟のマテウス・スルマ初段(20)、米国囲碁協会所属のガンシェン・シ初段(21)とアンディ・リュウ初段(24)が参加。

 ジャバリン氏以外は日本の公式戦初参戦で実力は未知数だが、関西棋院の今村俊也常務理事(九段)は「(ジャバリン氏と)同じくらい強いと聞いており、欧米棋士と対局する日本の棋士4人に『胸を貸す』余裕はない。重圧を感じているようだ」と話す。

ネット対局

 今村理事によると、欧米の囲碁人口はそれぞれ推定約30万人ずつ。日本の推定約500万人とは桁が異なるが、「10年前は推定値を出そうという考えもなかったほど少なかった」状況からすると、欧米での囲碁熱の急上昇ぶりが分かる。