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巨人は退任が決まった原辰徳監督(57)の後任候補を高橋由伸打撃コーチ兼外野手(40)に一本化し、20日に初交渉を行った。高橋由は「大変光栄」としながらも、現役続行を希望していたことなどから結論は先送りとなった。
球団はこの日午前、高橋由へ電話で監督就任を要請。午後から東京都内で本人と1時間近く交渉を行った。このあと取材に応じた高橋由は「(監督就任要請を)受けることになれば、(選手)兼任はないと思う」との考えを示した。
そのうえで「来季へ向けて気持ちを切り替えていたし、まだまだ(現役で)できるという思いもあり、その辺で戸惑いはある」とも。「いつかは(専任)コーチになったり、一度球団を離れたりする時間があって(監督に)なるのかなと勝手に考えていた」と、人生設計通りにいかないことに苦笑いをのぞかせた。
結論の時期については「(判断に)時間をかけたいが、来季へチームはスタートしており、かけすぎてもいけないのかな」と思案顔だった。