本紙前ソウル支局長公判

最終意見陳述(全文)

 19日にソウル中央地裁で行われた公判で、加藤達也・本紙前ソウル支局長の最終意見陳述は次の通り。

 ソウル中央地方裁判所での審理終結にあたり、現在の考えを申し上げます。

 昨年11月27日の初公判でこの法廷に立って以来、早くも11カ月がたとうとしています。初公判で表明した通り、これまでの公判には欠かさず出廷し、誠実に裁判に臨んできました。また、それ以前には検察による取り調べに3度応じ、長時間にわたり自身の見解を説明してきました。取り調べや公判を通じ、私が朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領の名誉を毀(き)損(そん)しようとする意図は存在しないことが十分にご理解いただけたことと思います。

 私は、2010年11月のソウル赴任から特派員・支局長としての在任中を通じ、韓国の政治や社会の様子をありのままに伝えることを使命と認識してきました。