衝撃事件の核心

新潟・新発田市の強姦致死事件 卑劣な犯行…5件で起訴、20日に裁判員裁判

【衝撃事件の核心】新潟・新発田市の強姦致死事件 卑劣な犯行…5件で起訴、20日に裁判員裁判
【衝撃事件の核心】新潟・新発田市の強姦致死事件 卑劣な犯行…5件で起訴、20日に裁判員裁判
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 新潟県新発田市で4人の女性を次々に襲ったなどとして、5つの事件で起訴された同市大栄町の無職、喜納(きな)尚吾被告(32)の裁判員裁判が20日、新潟地裁(竹下雄裁判長)でいよいよ始まる。裁判の中心となるのは、パート従業員の女性=当時(22)=が昨年4月7日、同市真野原のやぶの中で白骨化した遺体で見つかった強姦(ごうかん)致死事件。喜納被告はこの事件について、関与を否認する構えを見せており、裁判の行方が注目される。

殺人罪の適用見送り

 パート従業員の女性の事件について、新潟県警は昨年7月31日、別の事件で起訴されていた喜納被告を殺人容疑などで再逮捕した。ただ、遺体の発見が死後4カ月半経過していたことから、死因の特定に至らず、殺意を立証する上で大きな壁になった。

 結局、新潟地検は「確実に有罪を得られる段階に至っていない」として殺人罪の適用を見送り、わいせつ略取と強姦致死の罪で起訴した経緯がある。

 起訴状などによると、パート従業員の女性は平成25年11月22日、友人宅へ向かう途中で行方不明になった。喜納被告は、新発田市内の路上を歩いていた女性を刃物で脅して車内に連れ込み、乱暴。さらに、車外で顔を強打して顎の骨を折るけがを負わせるなどし、死亡させたとしている。

 同年8~12月に別の女性3人を狙った強姦罪などでも起訴されているほか、昨年6月には、勾留質問中に新潟地裁から逃走して約5分後に取り押さえられ、逃走未遂罪でも起訴されている。

強姦致死事件は「身に覚えがない」

 だが、喜納被告は強姦致死事件に関しては、「身に覚えがない」として無罪を主張、その後は黙秘しているという。弁護人によると、他の4つの事件では起訴内容を認める考えだ。

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