兵庫・朝来市生野町出身の名優 志村喬さんの生涯振り返る

「男ありて」のワンシーン。志村喬さん(左端)の代表作になった(東宝提供)
「男ありて」のワンシーン。志村喬さん(左端)の代表作になった(東宝提供)

 ■31日から記念館などで生誕110年展

 故黒澤明監督の映画などに出演し、名優として記憶に残る朝来市生野町出身の俳優、志村喬さん(1905~82年)の生誕110年展が31日~11月8日、同町口銀谷の志村喬記念館などで開かれる。また、ファンから志村さんへの思いをつづった手紙やはがきを募集、「志村喬に贈るバースデーカード展」で展示する。

 志村さんは明治38年に生まれ、小学6年まで同町で過ごし、ガキ大将として走り回っていたという。展示を通し、旧生野鉱山社宅で過ごした幼少期や俳優を志した青春期、駆け出しの修業時代、黒澤監督との出会いなどを振り返る。

 31日には生野マインホールで、午後1時半から、野球一筋に生きた監督を演じ、志村さんの代表作の一つになった丸山誠治監督の「男ありて」(昭和30年)を、同6時半からは黒澤監督に師事した小泉堯史監督の「蜩(ひぐらし)ノ記」(平成26年)を、それぞれ上映する。

 このほか、まちづくり工房「井筒屋」では、旧生野銀山の写真や絵はがきを集めた「志村喬が生きた時代展」を開催(11月2日は休館)、口銀谷銀山町ミュージアムセンターでは11月3日、「志村喬を知る」と題したワークショップも開かれる。

 「蜩ノ記」は500円。それ以外は入場無料。問い合わせは、朝来市生野支所地域振興課((電)079・679・2240)。

 バースデーカード展で紹介する手紙は、実行委員会が今月19日まで募集中で、〒679-3301朝来市生野町口銀谷697の1、志村喬記念館。

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