討論

NHK受信料の「支払い義務化」は、是か非か?

 --提言では、インターネットで24時間、番組を流すことを見据えた制度設計についても検討を求めている

 「放送法の範疇(はんちゅう)でなかったネットサービスをどう位置付け、整理するかは今後の課題だ。NHKはこれからテレビ番組をネットでも同時に流す『同時再送信』の実験を始める。今後、仮に24時間、同時再送信を行うとして、現在の受信料とは別に課金をお願いするのは分かりづらい。そのため、全ての人に(テレビ放送もネットサービスも含めた料金を)負担してもらうことがいいのではないかと思っている」

 --総務省も、受信料制度を含め、放送の諸課題を議論する検討会を近く立ち上げる方針を示している

 「期待したい。ただ、そう簡単に結論を出せるテーマでもないだろう。じっくり議論してほしい。小委員会としても今後、民放や地方局のあり方や県域免許制を含めて議論を深め、第2次提言をまとめたい」

 〈さとう・つとむ〉昭和27年、栃木県生まれ。63歳。日大卒。栃木県議を経て、衆院議員に。当選7回。総務副大臣、国家公安委員長、総務相、議運委筆頭理事などを歴任。平成25年から自民党国対委員長。