開発ヒストリー

足裏の角質がびっくりするほど「ズルむけ」 リベルタ「ベビーフット」のヒット支えた敏腕営業マンたち

 さらに、足裏の角質がまるで脱皮のようにはがれ落ちる様子をズルむけと表現。ショッピングモールなどで展示会を開き、山崎氏らがズルむけした足裏を訪れた客らに見せるパフォーマンスをした。角質の落ちた足裏は、まるで赤ちゃんのようにツルツルになり、「足の皮がむけるというのは気持ち悪いけれど、消費者から興味を引いた」(山崎氏)。

 現地のマーケティングも徹底した。日本語や日本製品にブランドイメージを持つ国では、商品表示にひらがなを使った。漢字を使うと中国製と間違われてしまうからだ。ズルむけという表現に抵抗感の強かった欧米では、落ち着いたデザインの包装箱を採用した。

 そんな中、模倣品が海外営業チームを苦しめた。パッケージデザインの酷似した商品が出回り、中には取引交渉をした会社が模倣品を発売したケースも。関税のない模倣品は本物より安い価格で販売される。リベルタは、悪質な模倣品の販売をやめるよう通告したり、現地で訴訟を起こしたりして被害の拡散を食い止める努力をしている。

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