経済インサイド

中国人の「爆買い」で銀座の免税店戦争が激化! 三越は空港型免税店をオープン 韓国ロッテも参戦し… 

 高級ブランド店が軒を連ねる銀座の景色が変わりつつある。訪日外国人観光客の「爆買い」で、免税専用カウンター設置や英語、中国語ができるスタッフの常駐から一歩進んで、フロアや全館を免税対応にシフトする大型の免税専門店が次々と出現しているのだ。平成32年(2020年)に開催される東京五輪・パラリンピックに向け、外国人観光客は右肩上がりの伸びが予想されており、各社の顧客争奪戦は一段と熱を帯びている。

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 10月1日から始まった中国の建国記念日にあたる「国慶節」の連休期間。平成25年11月にオープンした総合免税店、ラオックス銀座本店(東京都中央区)前の中央通り沿いでは、平日の昼にもかかわらずひっきりなしに大型の観光バスやマイクロバスが入れ替わり立ち替わり止まり、中国人観光客が次々と店内へと吸い込まれていく。数十万円もする高級時計やバッグなどのブランド品、炊飯器や美容家電、化粧品などを次々と購入。紙袋を両手にぶら下げて、笑顔で買い物の成果を観光客同士で話しながら、バスに乗りこむ。銀座ではいまや当たり前の光景だ。

 数百メートル離れた百貨店の三越銀座店や松屋銀座店でも両手にいくつもの紙袋を手にする外国人観光客の姿が目立つ。百貨店関係者は「数十万円もするものでもポンと即決で買っていく」とその購買力に舌を巻く。それもそのはずで、銀座の百貨店では月間売り上げに占める免税売り上げの割合はすでに2~3割に達するほどだ。銀座にその存在感を見せつけている。

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