下町ボブスレー、五輪へ再挑戦 来月、独で採用テストに参戦

 大田区内の中小企業を中心に結成する下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会は15日、2018年平昌五輪(韓国)を目指し、11月に日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟によるボブスレーのそりの採用テストを受けると発表した。

 記者会見した同推進委の細貝淳一さんは「自信がなければやらない」と雪辱を期した。

 初の国産そり製作に挑んだ同プロジェクトは11(平成23)年、大田区の町工場の有志が集まり始動した。14年ソチ五輪での日本代表チームの採用を目指したが不採用。その後もそり改修に努め、これまでに5号機まで開発してきた。12年に完成した1号機以来、のべ約100社が製作に参加しているという。

 採用テストは11月12~15日、ドイツで実施される。日本代表が2015-16年シーズン以降に国際競技大会などで使用するそりを選ぶもので、平昌五輪でのそり採用に直結するとみられている。

会員限定記事会員サービス詳細