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グラビアアイドル、紗綾(さあや)さん(21)の写真集『紗綾』(講談社・3300円+税)が10月刊行された。洋服を着ているカットがほとんどない、と本人も語る一冊は、小学生での衝撃的なデビューから10年を迎えた紗綾さんの成熟した美しい裸身に彩られている。編集を担当した講談社フライデー編集部の奥村健太郎編集次長に撮影の舞台裏を聞いた。(海老沢類)
A4ワイドの判型で、全112ページという大ボリューム。価格も3000円を超えるが、予約段階から反響は大きかったという。
ずっしりと重みのある写真集のページをめくれば、ワンピース姿やシャツ姿でも伝わる圧倒的なスタイルに思わずため息(スリーサイズは非公表)。そして宣伝文句にも使われた「神々しい裸身」に出会う。これまで水着を着用しての撮影が多かった紗綾さんの覚悟のほどが分かる。
小学校5年生、11歳のときにグラビアデビューした紗綾さんは、「アジア最高の美少女」とうたわれた美貌と大人びた迫力のあるプロポーションで一躍脚光を浴びた。その後も写真集を出し、TBS系「王様のブランチ」をはじめとする人気番組にレギュラー出演するなど順調にキャリアを重ねてきた。
「小学生のときに衝撃的な形でデビューしても、ジュニアタレントのイメージが付いて回って大人の女性へとなかなか移行できない例もある。デビューから10年という節目は実は彼女にとって重要な転機でもある」と奥村さん。「この写真集を手に取った人たちが紗綾の記憶を上書きしてくれるようなものを作りたい。この先、大人として仕事をやっていく上で『名刺代わりとなるインパクトのある一冊にしよう』ということで企画が動き出した」