共産・志位委員長会見

(1)「国民連合政府「本気で日本の政治を立て直す」

 「同時にそれだけでは足りない。それだけでは集団的自衛権行使を容認した昨年7月1日の閣議決定が残る。これが残る限り自衛隊の海外派兵の大きな火種が残ったままだ。でたらめな憲法解釈が続き、立憲主義がないがしろにされた異常事態が続くことになる。だから閣議決定を撤回することがどうしても必要だ。

そして戦争法廃止、閣議決定の撤回という2つの仕事を本気でやろうとすれば、安倍政権のもとではもとより不可能だ。それを実行する新しい政府を作ることがどうしても必要になる」

 「第2に、本気で安倍政権を打倒しようとすれば、それに代わってどういう政権をつくるのか。安倍政権を打倒した後の政権構想を野党が責任を持って示すことがどうしても必要となる。野党間に国政の基本問題での政策的一致が存在する場合には、本格的な野党連立政権をつくることが現実的な課題になるだろう。しかし現実にはそうした条件は存在しない。だからといって野党間で基本政策が一致するまで待つわけにはいかない。それでは安倍政権がいつまでも続くことになる」

 「それではどうするか。私たちの提案は野党間で政策的な相違点があっても横に置いて戦争法廃止、立憲主義回復の1点で国民連合政府に一致する全ての野党が共同して連立政権をつくろうというものだ。よく「小異を捨てて大同に」という言葉がある。私たちの提案は「大意を横に置いて大同に」というものだ。この政府は、この一点での合意を基礎にした政府だから、その性格は暫定的なものとなる。すなわち、この政府は任務を達成した時点で解散・総選挙を行い、その先の日本の進路については国民の審判を踏まえて選択すべきだ」