舛添知事定例会見録

1億3000万円かけた「&TOKYO」ロゴをPRも…パクリ指摘には「誰でもこんなロゴは書けますから」

「&TOKYO」のパネルを前に、定例の会見を行う東京都の舛添要一知事=13日、東京都新宿区の都庁
「&TOKYO」のパネルを前に、定例の会見を行う東京都の舛添要一知事=13日、東京都新宿区の都庁

 《10月13日午後2時から都庁会見室で》

 【冒頭発言】

 「まず東京ブランドの推進に向けたキャンペーンについて、お知らせします。今日から東京ブランドのロゴ『&TOKYO』を使ったバックパネル(※会見で知事の後ろに飾るパネルのこと)を使ってみました。(会見で飲む)水、コップにも『&TOKYO』マーク。バッジは5色あり、スーツの色に合わせて変えられるという感じで、今日は(私も)招致マークを外して、こっちをちょっとつけて、目立つようにしました」

 「どれぐらいお金がかかったかということですが、全体で1億3000万円。このうち、さまざまなPRツールのデザイン経費が約7000万円。それで、こういうグッズをいろいろ作っているわけです」

 「要するに『I Love New York』ってマークがあって、これがもう本当、世界中に浸透しているので、ニューヨークに行っても、この『I Love New York』グッズって、めちゃくちゃたくさん売れているわけ。いずれ、こういうのを売っていくし、このことによって東京のセールスが成功すれば、おそらく何千億円となって戻ってくると思って、その努力をしたいと思います」

 「自分で言うのもおかしいのですが、結構、私の出たやつ(※知事が出演したPR動画のこと)は好評で、ぜひホームページでご覧いただければと思っております。東京の魅力の発信につなげて、できるだけ多くの外国の方にいらしていただいて、東京を愛していただければと思っています」

 「それから次はうれしいお話ですが、ノーベル賞を北里大の特別栄誉教授の大村智先生がおとりになりました。そこで、この功績をたたえるため、東京都民である大村さんに、東京都栄誉賞を贈ることにいたしました。大村先生は世田谷区にお住まいで、かつては都立の墨田工業高等学校の先生もおやりになったということです。表彰式はノーベル賞授賞式が終わって、先生がお帰りになってから、皆さんでお祝いをしたいと思っています」

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