劇場型半島

愛国心はどこへ? 国籍放棄のコリア難民年2万人 全て諦める「n抛(エヌポ)世代」も増加中…

韓国のインターネット上で「ヘル(地獄)朝鮮」という用語とともに度々使われる業火にあぶられる朝鮮半島をイメージした図
韓国のインターネット上で「ヘル(地獄)朝鮮」という用語とともに度々使われる業火にあぶられる朝鮮半島をイメージした図

 結婚に出産、家、夢や希望まで全てを諦めないといけないと自嘲する韓国の若者の間で、「韓国はもう嫌だ」と海外への移住を目指すコリア難民が増えているという。韓国のネットメディアは、韓国籍を放棄した人が年間2万人近くに上ると指摘し、「韓国社会が競争力を失う」と警鐘を鳴らす。この記事に共感する書き込みも相次ぎ、海外に飛び出せるだけ「うらやましい」といった嘆き節が漏れた。(桜井紀雄)

恋愛と結婚、出産、夢や希望まで…諦めは未知数

 韓国の若者の間で最近、全てを諦めることを強いられた「n抛(エヌポ)世代」という言葉が流行しているという。

 就職が難しく、職を得ても家族を扶養するだけの収入がなかなか得られず、恋愛と結婚、出産の3つを放棄しなければならない「3抛(放棄)世代」という言葉がしばらく前に登場した。

 これに親から独立して家を持つことを諦めたり、人間関係まで犠牲にしたりしなければならないという2つが加わって「5抛世代」と呼ばれ、夢や希望まで捨てると自嘲する意味で「7抛世代」に数字が増えた。

 さらに進化した「n抛世代」とは、数学などで数値が未定という不定数を示す記号「n」を使って数えきれないほど、何から何まで諦めなければならない若者世代を指すという。