大阪・ミナミのグリコに続け! キタにダイキンキャラ「ぴちょんくん」の巨大看板設置へ 

大阪・ミナミのグリコに続け! キタにダイキンキャラ「ぴちょんくん」の巨大看板設置へ 
大阪・ミナミのグリコに続け! キタにダイキンキャラ「ぴちょんくん」の巨大看板設置へ 
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 大阪・ミナミのグリコの看板に並ぶ観光名所をつくろうと、空調世界大手のダイキン工業(大阪市北区)が来年3月、JR大阪駅近くのビル屋上に、同社のキャラクター「ぴちょんくん」の巨大看板を設置する。鎌倉大仏や清水の舞台などの高さと同じ約13メートルと、インパクトのある看板になる予定で、大阪の新たなランドマークを目指す。(芦田彩)

 ぴちょんくんは、湿気をイメージした水玉のキャラクター。同社によると、グリコの看板(高さ20メートル)やくいだおれ太郎などの観光名所が数多いミナミに比べ、キタには大阪らしいスポットが少ないことから企画した。

 看板は、気温や湿度などを表示する電光掲示板とともに、同駅東側のビル屋上に設置。駅やHEP FIVEの観覧車などからも見ることができる。発光ダイオード(LED)で日没後に点灯し、気温や湿度などに応じてぴちょんくんが数色に変化。キョロキョロと目を動かしたり、喜怒哀楽を表したりするほか、夜になると眠るなど表情がさまざまに変化する予定。

 また、花粉やPM2・5の飛散量が多いときにはマスクをつけたり、熱中症になる可能性がある場合には、頬を赤くしながら汗を流す案も検討している。

 近年、訪日外国人観光客が急増していることを受け、空気の状態については英語でも発信する予定。ぴちょんくんは、中国やシンガポールなど海外でも広告に使用しており、PR効果にも期待がかかる。

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