東大阪市は、歩きたばこ禁止を啓発するマークタイルを製作した。昨年10月1日に施行した「東大阪市みんなで美しく住みよいまちをつくる条例」の施策の一環で、今月13、14日に近鉄布施、河内小阪、瓢箪山3駅周辺の計18カ所に設置する。
タイルは40センチ四方で、「歩きたばこ禁止でっせ!」と大阪弁で表記。外国人にも理解できるよう英語、中国語、韓国語も併記した。人目に付きやすいよう、市のマスコットキャラクターである「トライくん」をあしらっている。
条例には、公共エリアでの喫煙による吸い殻の散乱防止が明記されており、歩行中や、自転車などの運転中には喫煙しないとする努力義務を定めている。
市は今後、花園ラグビー場から最寄りの近鉄東花園駅までの道路や、市立総合病院の敷地内などにもタイルを設置していく方針だ。