WOMEN

期待の「女性起業家」を支援 関西のプロジェクト本格始動

官民挙げて支援

 「LED関西」には、証券会社や商社、電鉄会社など約30社のほか、約20の自治体や公的支援機関がサポーターなどとして参加している。ビジネスプランを提出した女性起業家に対し、具体的なアドバイスや支援を提供。ファイナリスト10人を選び、1月に中核イベントとなるビジネスプラン発表会と交流会を行う。

 近畿経済産業局によると、背景には、経営や事業展開に関するノウハウ指導を求める女性起業家のニーズがある。女性起業家同士の交流の場にもなっており、8月に開かれた「キックオフセミナー」には約100人が参加、関心の高さをうかがわせた。

 同局によると、女性による起業の業種は95%がサービス業。担当者は「女性目線で社会のニーズを捉えることで、これまでにないサービス業が生まれている。こうした事業の成長を後押しすることは、地域経済の活性化にもつながる」と期待を寄せる。

「やりたいこと」発信

 女性が起業するきっかけはさまざまだ。キャリアを生かして独立する人もいれば、子育てをしながら自分のペースで働くために起業を選ぶ人も。23年に子育て女性の起業を応援する「ママントレ」(兵庫県芦屋市)を立ち上げた須沢美佳さん(38)は「働きに出ても、子供の一時保育の時間料金と時給が同じ。それなら自宅でできる仕事をと考えて起業しました」と振り返り、「同じ思いの女性をバックアップしたい」と語る。

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