【話の肖像画】俳優・森次晃嗣(5)永遠にモロボシ・ダン(2/2ページ) - 産経ニュース

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俳優・森次晃嗣(5)永遠にモロボシ・ダン

 ウルトラファンや特撮作品ファンに向け、お互いに交流できる場所として開催を決めました。ファンに対する恩返しにもなる。毎回ゲストを呼んでいるが、最近ではウルトラマンシリーズの出演者に限らず、「人造人間キカイダー」の伴大介さんや「キャプテンウルトラ」の中田博久さんもゲストに招きました。月1回の開催は完全予約制にしているが、毎回約40人のファンで店は満員になるほどです。

 〈70代になってからはモロボシ・ダンとしての映画やテレビ作品の出演はまだないが、演じ続けてきた役への愛着は深い〉

 モロボシ・ダンをやるなら俺がやるのが一番。ある程度年をとっても、ファンにとってはそれが最もいいと思って演じ続けてきた。もし誰か他の人に代わったら、ファンからはいろんな意見が出てきたのではないかと思う。「モロボシ・ダン=森次晃嗣」というのは、もはや絶対に外せない部分。この年になってそんなに忙しく働くこともなかろうと、俳優の仕事は抑え気味にしているが、この役を辞めたいと思ったことは一度もない。オファーが来たらやらなきゃという思いです。円谷英二監督監修の作品は現場は大変でも、こうして後世に残る作品になった。円谷プロにはそのスピリッツを忘れないでほしい。そしてそれを伝えられるひとりとして、何かできることがあれば力を貸したいね。(聞き手 兼松康)

=次回はピアニストの内田光子さん