【話の肖像画】俳優・森次晃嗣(4)ハヤシライスとシャンソン(2/2ページ) - 産経ニュース

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話の肖像画

俳優・森次晃嗣(4)ハヤシライスとシャンソン

 〈店のライブでは自身もステージに立つ〉

 まさに生なので、そのときの雰囲気や客層に合わせて歌っている。オープニングなどの定番は決まっているが、ウルトラファンが多いようなら「ウルトラセブンの歌」も歌うなど、臨機応変に披露している。開店5年目頃からは、シャンソンとは別にジャズのライブも月1度開いている。こちらは「ジャズビレッジ」時代に自分の中に染み付いたもの。とはいえ楽器はできないので、ゲストミュージシャンにお願いしている。不思議なことに、双方のライブで共通する客は少なく、それぞれに楽しんでいるようです。都会のビルの中の店とは違い、外の空気や景色を感じながら気分転換できる店として、楽しんでもらっています。

 〈難しいのは、客との接し方だ〉

 当初はどこまで対応すべきなのか、その線引きが分からなくて。無愛想にはできないし、とはいえあまりサービスばかりしていたら、厨房(ちゅうぼう)に立つ時間もなくなる。今ではサインや記念写真の撮影は有料にしているが、店のシステム自体も理解してもらえるようになってきました。(聞き手 兼松康)