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沖縄基地問題 崖っぷちに立つ翁長知事の「辺野古反対」 篠原章氏

【iRONNA発】沖縄基地問題 崖っぷちに立つ翁長知事の「辺野古反対」 篠原章氏
【iRONNA発】沖縄基地問題 崖っぷちに立つ翁長知事の「辺野古反対」 篠原章氏
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 米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり、沖縄県の翁長雄志知事が移設予定地の名護市辺野古の埋め立て承認を取り消すと表明し、県と国は全面対決に突入した。「本土の支援はいらないから、とにかく基地をどかせ!」という翁長氏の論理、はっきり言って間違ってますよ。

 去る9月14日、普天間基地の辺野古移設反対を訴える翁長沖縄県知事が、仲井真弘多前知事による辺野古埋め立て承認を取り消す手続きに入ると表明した。

 保守本流の中心にいた前那覇市長の翁長氏が、「県内移設反対」を掲げて知事に当選したのは昨年11月。以後、内外のジャーナリストや政府要人に「沖縄の民意は辺野古移設反対」と繰り返し訴えている。この9月には国連人権理事会に出席し、辺野古移設反対のスピーチを行った。

 知事のこうしたパフォーマンスを額面通り受け取る限り、「強者(日本政府)による弱者(沖縄)の蹂躙」と見て、知事を支援する人たちが増えるのも無理からぬことだが、知事自身は、なぜ辺野古移設に反対なのか、説得力ある説明をしたことはない。

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