美浜原発「活断層なし」評価書受理 規制委

 原子力規制委員会は30日の定例会合で、関西電力美浜原発(福井県)敷地内破砕帯(断層)について、「活断層の存在は推定されない」とする専門家調査団の評価書を受理した。調査団は6原発で調査しており、規制委が「活断層なし」との評価書を受理したのは、関電大飯原発(同)に続き2カ所目。

 美浜3号機(昭和51年営業運転開始)はすでに、再稼働に向けた新規制基準の適合性審査を実施中。しかし、原則40年の運転期間制限を延長するための審査期間は限られており、厳しい対応を迫られている。

 評価書では、活断層の目安となる「(13万~12万年前の)後期更新世以降に活動したことを示唆するデータは一切ない」と指摘。破砕帯の多くは「粘土鉱物脈が壊されていない」ことなどを根拠に、破砕帯の活動性を否定した。

 美浜原発では、敷地東側に活断層「白木-丹(に)生(ゅう)断層」があり、これが敷地内の破砕帯と連動して地盤をずらす可能性があるかどうかが調査のポイントとなっていた。美浜1、2号機はすでに廃炉を決めている。

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