VW排ガス不正問題

VWショック、多方面に飛び火 マツダは連想で株価下落

 欧米メディアによると、米環境保護局(EPA)は、現地でディーゼル車を販売する独BMWや独ダイムラー、米ゼネラル・モーターズ(GM)など、VW以外の車両についても規制逃れのソフトが組み込まれていないか、調査に乗り出す方針を固めた。米カリフォルニア州も、VWグループのアウディやポルシェのディーゼル車について調べるとみられる。

 一方、24日の東京株式市場では、VWにターボチャージャー(過給器)を納入するIHIが一時、年初来安値をつけたほか、グループ会社が変速機を供給するアイシン精機の株価も先週末比の下落率が7%を超えた。クリーンディーゼル車を得意とするマツダも、連想で株価が急落。終値は先週末比134円安の1836円だった。VWと取引のある日系部品メーカーは多く、VWの販売台数が大きく落ち込めば、経営に影響が及ぶ可能性がある。

 各国の環境規制をクリアしたクリーンディーゼル車は燃費の良さや二酸化炭素の排出量の少なさから欧州を中心に支持されてきた。だが、VWの不正をきっかけにディーゼル車全体のイメージ悪化や規制強化が進むことも懸念される。