原子力規制委発足3年

田中委員長単独インタビュー 「初心忘れずにやる」「政治圧力は感じないことにしている」 

福島のために何ができるか

 --福島県楢葉町で避難が解除されたが、規制委は福島のために何ができるか

 「すごく大事なことで、私がここに来たときに申し上げたことは、一番大きなことは福島の復興をいかに推進していくかで、微力ながらやる。正直言って、(復興は)相当遅い。被災者に不安がいろいろあると思う。その不安の一つに福島第1原発がある。社会インフラは復興庁を中心に、きちっと手当てしていると思う」

 「うちができることは、福島第1原発の不安をまずなくす。汚染水だけがクローズアップされているが、どこにリスクがあって、どう克服されているか、ロードマップをつくって整理して見えるようにした。福島県民に対して作ったものだ。私は福島第1原発が帰還を妨げるような要素ではなくなったと思っている。来年春には楢葉だけではなく、避難解除の町村が増えていく。安心感が芽生えれば、帰ってくる人が増えていく。強制するわけではない。もう1回、(規制委、規制庁の)態勢を見直して、どういう所に私どもが貢献できるか考えたいと思う」

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