福島第1原発

廃炉へのミッション・インポッシブル 「原子炉内のデブリを探せ!」

 2号機では8月に調査用のロボを投入する予定だったが、入り口の遮蔽用ブロックが固着して取り外せなくなり、計画を延期した。3号機ではロボの投入に向けて、小型カメラによる調査が今月から始まった。

 政府と東電は29年度をめどに、各号機の状況に応じたデブリの取り出し方針を決め、30年度にも、最も調査の進んだ原子炉で取り出し方法を確定させる計画だが、現時点では1~3号機のいずれも見通しは立っていない。

 経産省の担当者は「すべての状況を把握するには、かなり時間がかかる。ある程度の判断ができるようなデータを集めて、その中で絞り込んでいく」としており、廃炉への道のりがまさに手探りの状態であることを打ち明けている。

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