日本の議論

徘徊高齢者を早期発見せよ 高崎市がGPS貸与と警察連携の全国初取り組み

 貸与するGPS機器は最小サイズのもので重さ30グラム。当面は1千台を準備した。フル充電で2週間は稼働する。お年寄りに付けるため靴やリストバンド、衣服などさまざまな携行補助具が考えられているが富岡賢治市長は「付け方を工夫していきたい」と話している。

 介護認定で徘徊の可能性があるとされるお年寄りは市内で約500人。運用開始前には関係者による連携訓練も予定されており、同課では「システムは介護する側の精神的負担軽減にもつながる」としている。

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