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中国人「爆買い」京都スルーの摩訶不思議 「和」の旅館で宿泊しない傾向も反日が理由でない?

 一方、「台湾人観光客は京都のグルメや寺の庭、伝統文化体験など、京都を目的としている」(同推進室)といい、「日本」というよりも、「京都」を目指して訪れる観光客が少なくないのだという。

 調査の「京都への来訪回数」で2回目と答えた台湾人観光客は18・4%だったのに対し、中国人観光客は8・7%だった。

台湾→旅館、中国→ホテル

 京都市の京都観光総合調査のデータをもう少し詳しくみてみよう。

 「旅行手段の手配方法」では、台湾人が個人自由旅行型パッケージツアーが44・5%でトップ。次いで航空券と宿泊を別々に手配が25・5%で、団体パッケージツアーは21・7%となっている。

 一方、中国人は団体パッケージツアーが48・0%。個人自由旅行型パッケージツアーが31・8%と、半分近くが団体ツアー。京都での平均宿泊日数も台湾人の2・92日に対し、中国人は1・46日で、38・3%が日帰りとなっている。

 宿泊施設のタイプ別では、台湾人はホテルが39・2%、旅館が38・8%だが、中国人はホテルが圧倒的に多く71・6%で、旅館はわずか16・0%だった。

 平成22年以降、台湾人の宿泊者数が6・1倍と急激に増加していることも特徴だ。同推進室の担当者は「台湾人は親日的であるのに加え、円安やLCC(格安航空会社)の普及もあって、京都の旅館に宿泊するなどの目的を持って来ている」と話した。

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