タイワンマス発見の大島正満博士たたえ 台湾で特別展計画

 ちょうど2017年がタイワンマス発見から100年目に当たることから、祝典を開催する台湾博物館は、大島博士の業績を顕彰しようと特別展の開催を企画。郭教授は「タイワンマスは二千台湾元紙幣の図柄となるなど有名だが、今ではこの魚の発見と命名が日本人であることはあまり知られてない」と、開催の意義を説明する。

 郭教授らは今年1月、大島博士の八男で、横浜市立大学名誉教授(寄生虫学)の大島智夫さん(90)=海老名市=を訪れ、企画展への協力を求めた。智夫さんは「父が残した実験ノートや著書などの資料を台湾博物館に寄贈し、特別展に協力していきたい」と話し、要請に応えていくことにしている。問い合わせは、大島智夫さん((電)046・234・2886)。

 タイワンマス 北半球に生息するサケ科魚類のなかで最も低緯度の亜熱帯地域の台湾に生息することから学術的にも貴重な魚類。希少生物を保護する台湾の法律「野生動物保育法」で絶滅危惧種に指定され、「国宝魚」とも呼ばれる。

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