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参院で審議中の安保法案への抗議デモを続ける学生団体「SEALDs」の活動がにわかに注目を浴びている。デモの参加者を水増ししたり、現政権を口汚くののしったりする彼らは、権力と対峙(たいじ)し、反体制をうたう「反骨」な自分に酔いしれているだけではないのか。それにも増して、彼らに群がる大人たちの言動も目に余る。SEALDsとは何なのか。その「仮面」を剥ぐ。(iRONNA)
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学生団体「SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)」が、8月30日の国会正門前での「戦争法案反対」デモが、警察発表で3万人の動員に成功したそうだ。
かつての安保闘争の時代ならいざ知らず、若者がいまどき、それほどのことを成し遂げるとは、それだけでも称賛に値する。学生たちが自らそうした行動力を伸び伸びと健全に成長させることに、われわれ大人たちが適切に手を貸してやれるのであれば、いくら少子高齢化などと騒がれていても日本の未来は安泰だ。