LED照明でネットがサクサク繋がる! 次世代・可視光通信を東京のベンチャーが量産化

LED照明でネットがサクサク繋がる! 次世代・可視光通信を東京のベンチャーが量産化
LED照明でネットがサクサク繋がる! 次世代・可視光通信を東京のベンチャーが量産化
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 電波を一切使わずLED照明が照らす範囲でインターネット接続を可能にする「照明無線LAN」を、通信機器ベンチャー「アウトスタンディングテクノロジー」(東京)が開発、量産化に乗り出した。電波による障害が起きかねない施設などへの導入を進める。

 「可視光通信」と呼ばれる技術で、LEDの光を目に見えないほど速く明滅させて無線通信を行う。

 同技術を搭載したLED照明(親機)が照らす範囲(高さ1~5メートル)で、受光器(子機)を取り付けたスマートフォン、タブレット端末などを使えばデータ通信ができる。

 照明装置側は光ファイバーなどと接続することで、5~20Mbpsの速度で通信可能で、通常のネット接続とほとんど遜色(そんしょく)のないレベルになる。同社の村山文孝代表取締役は「まったく電波を使わない点で画期的だ」と話す。

 活用法は多岐にわたる。発電所や病院、電話交換局、データセンターなどでは、強い電波を利用すると精密機器に誤作動が起きかねないが、電波を使わなければその懸念は解消される。同社は2012年まで発電施設で実証試験を行い、「悪影響は皆無と確かめた」(同氏)。

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