安倍政権考

秋の内閣改造カウントダウン! 次に抜擢されるのは誰だ? キーワードは「女性」と「若手」

【安倍政権考】秋の内閣改造カウントダウン! 次に抜擢されるのは誰だ? キーワードは「女性」と「若手」
【安倍政権考】秋の内閣改造カウントダウン! 次に抜擢されるのは誰だ? キーワードは「女性」と「若手」
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 9月8日に告示された自民党総裁選は、党内の全派閥が党総裁の安倍晋三首相への支持を表明し、首相が無投票で再選を決めた。これにより党内の関心は、首相が行う内閣改造・党役員人事に移っている。

改憲シフトは後回し

 「人事は首相の専権事項だから首相が判断する。首相の目指す日本経済の再生と財政健全化の極めて難しい二兎を得る政権をつくるのが一番大事だ」

 平成24年12月の第2次政権発足以降、約1000日にわたり首相を支え続けてきた菅義偉官房長官は8月25日の東京都内での講演で、総裁選後の自身の人事の希望を問われ、こう答えた。首相の信頼の厚い菅氏の去就は、今回の人事の最大の焦点でもある。

 首相周辺は「人事のポイントは来年夏の参院選に勝てる態勢をつくるということだ」と強調する。首相の悲願である憲法改正に向けた人事は、参院選以降に行うというのだ。

 憲法改正の発議には衆参両院で「3分の2」の賛成が必要だが、現在の参院では自民、公明両党だけでは20議席以上足りない。野党との協力が不可欠なら、与野党間の交渉を主導できる胆力のある人材を党側に置かなければならなくなる。そうした背景もあり、党内外ににらみを利かせられる人物ということで、菅氏が幹事長に就任するのではとの見方は少なくない。

 ただ、憲法改正の話をする以前に、来年夏の参院選で議席を減らしては元も子もない。今回の人事で首相は、当選回数や派閥の意向といった党内事情よりも、参院選に向けて一般の有権者から強い支持が得られるような布陣を目指す可能性が高い。

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