「キャリアアップ助成金」欲しさに元従業員の職業訓練を偽った男 書類送検 - 産経ニュース

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「キャリアアップ助成金」欲しさに元従業員の職業訓練を偽った男 書類送検

 企業内の非正規雇用者の人材育成などに取り組んだ事業主を助成する、厚生労働省の「キャリアアップ助成金」を不正に受け取ろうとしたとして、京都府警向日町署が8日、詐欺未遂、有印私文書偽造・行使の疑いで、同府向日市の40代の行政書士の男を書類送検したことが、同署などへの取材で分かった。男は容疑を認めている。

 書類送検容疑は、昨年5月、男が府内で経営する飲食店の元従業員の男性たち2人に、職業訓練をしたとする虚偽の申請書を京都労働局に申請し、2人分の助成金計約90万円をだまし取ろうとしたとしている。

 同署によると、昨年3月に署と京都労働局に元従業員の男性から男の不正に関する情報が寄せられ、捜査していた。従業員2人は「職業訓練をしていない」と話しているという。

 同助成金は、非正規雇用者の人材育成や処遇改善などに取り組んだ事業主を支援する制度。京都労働局によると、男は職業訓練などを施す「人材育成コース」に申請していたという。