維新分裂

橋下新党「大阪都」「首相公選」掲げる 綱領たたき台判明、統治機構改革を訴え

 また、地方主権を方向付けるため「国からの上意下達によることなく地域や個人の創意工夫、自由な競争によって社会と経済を活性化する」と明記。自主自立を重んじる狙いから「政府の過剰な関与を見直し、自助、共助、公助の範囲と役割を明確にする」とした。

 外交では「多様な価値観を認め合う開かれた社会を構築し『法の支配』『自由主義』『民主主義』等の価値を共有する諸国と連帯し世界平和に貢献する」と記した。

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 綱領のたたき台のポイントは次の通り。

・自立する個人、地域、国家の実現

・大阪都構想をはじめとする統治機構改革の実現

・自治・分権による国家運営に転換

・教育と就労の機会の平等を保証

・自助、共助、公助の範囲と役割の明確化

・既得権益と闘う成長戦略による産業構造の転換と労働市場の流動化

・地域や個人の創意工夫、自由な競争で社会と経済を活性化

・「法の支配」「自由主義」「民主主義」などの価値を共有する諸国と連帯し世界平和に貢献

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