産経女子特区

リケジョ(下)その呼び方…性差別を助長する?

 あまりに急激に舵を取りすぎると、「文系ではだめなのか」といったハレーションが起きてしまうが、文系、理系と一元的な分け方ではない、教育であるべきではないか。

 医者や看護師はリケジョとはいわない?という質問をよく受けた。アカデミックに真理を追究するのではなく、職業としての理系は、理系の要素も文系系の要素も必要になってくる。垣根を越えた教育が必要だ。

 おりしも、どこかの知事が、女性の高校教育のあり方について「高校でサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になる。それより社会の事象や植物の花や草の名前を教えた方がいい」などと述べ、後で取り消す騒ぎになったがまだ、そういった意識を持っている人は少なくないだろう。

 リケジョのニーズは高い。これが全体の働き方、労働環境の底上げにつながってほしい。(杉)

産経女子特区とは?

 産経新聞東京本社に所属する女性記者が中心となり、所属部局を越えてさまざまなテーマを追いかけます。今回の担当・黒田悠希、篠原那美、杉浦美香(記事・デスク)、菊池久美子(レイアウト)、田中杏奈(グラフィック)、小島由衣、窪田祥子、重松明子、高橋裕子(アンケート協力)

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