経済インサイド

映画「未来シャッター」…「下町ボブスレー」の東京・蒲田のオヤジたちがまたも「壁」に挑む

 下町ボブスレーに加え、企業や団体が自らコマを作り対決させる喧嘩(けんか)コマの大会「全日本製造業コマ大戦」、深海探索艇「江戸っ子1号」がものづくり3大プロジェクト。これらは町工場同士の緊密な連携が原動力となっており、仕掛け人は映画でもリアルな肩書と言葉を通じ、地域とのつながりの必要性を強調。主人公とかかわっていく。「周囲と連携しながら取り組んでいかなければシャッターは上がらないし、イノベーションも起きない。そんな意味を込めて制作した」と、理事長を務める高橋和勧(かずゆき)監督は語る。

 映画の配給方法は、NPOだけあって独特だ。具体的には企業や団体が有料で作品を借り、上映会を開催。映画を観賞した後、テーブルを囲んで観客同士が話し合うのを基本スタイルとする。

 法人名のワップフィルムには「日本の文化でもある『和』を映画でアップさせよう」といった意味が込められている。その方針にのっとり、映画の製作工程でも和のテイストがふんだんに盛り込まれている。その1つがロケ現場だ。

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