県精神医療センター(長岡市寿)は3日、30代の男性看護師が、入院中の30代の男性患者を殴り、顔に全治7日間のけがを負わせたと発表した。
同センターによると男性患者は四肢と胴を拘束されているが、8月24日、男性看護師が朝食のため両手の拘束を外し、おむつを直しているとき、男性患者から殴られたため、反射的に殴り返したという。
同センターのマニュアルでは、拘束を外す際は複数で対応することになっているが、男性看護師は1人で行っていた。
男性看護師は当初、患者のけがを、「ひじが当たったため」と説明していたが、患者が周囲に話したため、暴力行為が発覚した。
同センターは職員教育を徹底したいとしている。