元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(4)

「嫁さんとの結婚前から慰安婦取材していた」

原川「まあ、時代状況はそうですね。ただ…」

植村「時代状況を説明しないとその時代にどういうふうなことがあったか分からない」

原川「ただ、挺身隊と慰安婦という言葉については、やはり毎日新聞の元ソウルにおられた下川さんとか、あるいは先ほども名前が出た波佐場さんですか、あるいは、やはり元朝日新聞の特派員の前川恵司さんですか、当時はソウルにおられなかったですけども、韓国のことを、歴史を勉強している方からすると、挺身隊と慰安婦が混同されているなというのがよく分かっていて、それが問題だなというふうには思っておられたそうですから」

植村「まあね」

原川「そういう時代、そういう人たちも…」

植村「そういう人もいるけど、まあ、多分、そうじゃないという人もいるでしょうから。もうちょっと広く取材されればいいと思いますし。(週刊)金曜日なんかは、1960年代ぐらいから挺身隊の名で連行みたいな記事が(韓国に)あるというのが出ていましたよね。吉方(べき)さんという人の記事かな。もし必要だったら参考に送りますけど。まあそんな感じの時代ですよ」

遺族会幹部の義母への取材「特権的ではない」

阿比留「さて、それでですね、関連してまず、これは西岡(力・東京基督教大教授)さんが言っていて、それを否定されているし、朝日の第三者委員会も関係ないとした最初の(平成3年8月11日の)金学順さんの記事を書くにあたって、何らかの関係者からの便宜があったんじゃないかということは否定されました。私も、前後関係からいってそうだろうと思います」

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