元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(4)

「嫁さんとの結婚前から慰安婦取材していた」

インタビューに応じる元朝日新聞記者の植村隆氏=7月30日、札幌市(早坂洋祐撮影)
インタビューに応じる元朝日新聞記者の植村隆氏=7月30日、札幌市(早坂洋祐撮影)

 朝日新聞で初期の慰安婦報道に関わった植村隆元記者(北星学園大非常勤講師)の産経新聞インタビュー詳報の4回目は次の通り。聞き手は本紙政治部の阿比留瑠比編集委員と外信部の原川貴郎記者。

「強制連行みたいなことはイメージなかった」

植村「産経新聞は日本軍に連行されたとはっきり2回も書いているよね、金学順さんのことを。僕は、日本軍にだまされたかどうか分からなかった。そんなふうなことは分からなかった。あとの取材で見るとね、日本軍にだまされたわけでもないというのが分かってくるんだけど」

阿比留「(文芸春秋の)手記にも書かれていたように、つまり、当時の認識として、いわゆる今で言うところの強制連行のようなものではなかったという認識だった?」

植村「うん、もう、それはねえ、どこかに書いたと思うんだ」

阿比留「手記に書いてあります」

植村「書いてあるよねえ。その言葉(『暴力的に拉致する類の強制連行ではないと認識していた』)。僕は吉田清治さん(※ 韓国済州島で女性を強制連行したと証言。朝日新聞は平成26年8月、吉田氏の証言を虚偽と判断し、記事を取り消した)の影響を受けていないから。取材したこともないし、記事を書いたこともないので。まあ、だからそこは、あんまりその強制連行みたいなことはイメージなかった。その、いわゆる古典的な意味でのね、ずっと吉田さんが言っていたような。吉田さんに会ったことないから、僕は」