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《責任の所在を尋ねる質問が尽きることはない。デザイン界にはびこる問題点にも指摘は及んだ。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「新たなデザインを選定することが組織委の責任」だと強調した》
--誰も悪くないのか。デザイン界の特殊な常識に乗っかり続けたのが原因ではないのか
武藤氏「(8月)28日までの(ベルギーの)リエージュ劇場の問題は法律的な議論として、オリジナリティーを説明できると(判断している)。デザインの(プロの)方々の意見も聞いたが、法律論として、国際オリンピック委員会(IOC)と連携をしながら話をしてきた。(しかし)この週末に起こった問題については、デザイン界の意見に乗っかって判断したのではない。意見を踏まえて、むしろ一般の理解を得にくい話だと判断した。これは、永井一正審査委員代表にも『その点は、全く同感である』と、言っていただいた。デザイン界の特殊なものに乗っかったということはない」
--(デザイン取り下げによる)経済的損失を明らかにすべきでは。また、責任者に対する処分は