「友達とあそぶ」に飢える子供たち…NPOが調査した現代っ子の本音

 調査結果の背景について、同法人の平岩国泰代表理事は、「子供は友達と想定外の約束をせず、親が子供の予定を作る傾向にある。いまの子供は(習い事などで)月曜~金曜まで予定がびっしりだ」と、子供の「多忙」を指摘。これに伴い、子供同士で遊びを生み出す創造性や喧嘩を解決する人間関係調整力といった「コミュニケーション能力も低下してきているのではないか」と警告する。

 同法人はこうした認識から「放課後改革」を提唱しており、「市民先生が来て、誰でも参加でき、子供たちの自主性を促す様々なプログラムができる空間」のため、学校施設の一時的な利用の促進など、放課後活動のインフラとして、学校開放の普及などを呼びかけている。

 アンケート結果の詳細は「小学生1000人に聞きました!放課後・夏休みにやりたいこと(放課後NPOアフタースクール)」(PDF)まで。

特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール

ホームページ:http://npoafterschool.org/

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